基本的な考え方
當社は、開示の透明性や説明責任を擔保しつつ、資本市場に対し適時、公平に、継続して情報提供することで信頼を高め、當社の企業価値向上の取組みへの理解や正しい評価の浸透に努めています。更に、経営と株主?投資家との建設的な対話などを通じて、當社に対する見方や資本市場の狀況を適切に把握し、その意見や聲を、経営陣を含む社內へ幅広くフィードバックすることで當社の経営そのものを改善し、企業価値の更なる向上に繋げています。

投資家との対話
機関投資家との対話

2022年5月 IR説明會
當社は、決算電話會議やIR説明會、テーマ別の戦略説明會を、オンサイト?Webの両方で開催(全世界Live配信)し、全世界の株主?投資家と対話を行っています。
その中で、業界初となる本格的なInvestor Day(2020年11月)や資本市場の関心が高いテーマにフォーカスした説明會(再エネ市場に係る成長戦略やD&I、海外子會社特集など年2回程度開催)、とりわけ、少數株主の代表という性格を持つ社外取締役も登壇したIR説明會(2022年5月)は、國內外の株主?投資家から高い評価を得ました。
IR説明會では、東京海上グループのマネジメントの評価や課題、資本市場の聲が取締役會にどのように反映されているかといった質問に対して、社外取締役が客観的立場から回答を行いました。參加者からは、當社経営に対する理解が更に深まった、社外役員の生の聲を聞ける機會は貴重であり、今後もこういった機會を提供してほしいといった聲が寄せられました。
また、2021年度は、対面の海外IRも再開し、対話の質も高めながら、前年度とほぼ同水準となる延べ約900社の株主?投資家との対話を実現しました。
個人投資家との対話
2021年度は、感染対策を萬全にした上で、グループCEOが登壇する説明會を開催しました。個人投資家の関心が高い「グループ経営戦略」や「株主還元」などについてもわかりやすく解説し、參加者の満足度は93%と高い評価をいただきました。
フィードバック
當社は、株主?投資家の皆様との対話を通じて得られた意見を、経営陣を含む社內に幅広く報告し、経営の改善に活かす取組みにも力を入れています。當社社員は、資本市場への馴染みが薄く、IR活動報告會の場を通じて資本市場の聲や會社に対する評価、自身の業務がどのように資本市場と繋がっているかといったことを理解しています。それが自身のモチベーションや成長に良い影響を與え、その結果として會社も成長するという好循環も生まれています。
2021年度は、Webも活用し、グループ社員3,360名と共有?対話を行いました。
開示面での表彰
こうした取組みの結果として、當社は様々な表彰を受けています。
